2013-11-13 通勤電車で読む『統合失調症がやってきた』。評判通り、松本キックの男前さが尋常でない。そして統合失調症当事者じしんによる症状の記述は面白いし勉強になる。 本 統合失調症がやってきた作者: ハウス加賀谷,松本キック出版社/メーカー: イースト・プレス発売日: 2013/08/07メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (36件) を見るどこかで何度か評判を見て、これは読むと面白いし勉強になるだろうと思って読んだ。おもしろかったし、学生に勧めるといいと思う。「ボキャブラ天国」というのを見ていた世代なので、松本ハウスというコンビは記憶にあった。その当時は、ハウス加賀谷が統合失調症患者であるということは知らなかったけれど、これを読むと、当時から(というか子供のころから)ずっと、かなりきつい状態だったということがわかる。へーそうだったのか。 で、まぁ全部本人が文章を書いたのか、ゴーストライターが書いたのかはよくわからないけれど、文章を読む限りけっこう明晰なかんじである。さらに、ところどころに相方の松本キックが文章を補っていて、これまた非常にハードボイルドでかっこいいんである。評判通り。