- 作者: 福里真一
- 出版社/メーカー: 宣伝会議
- 発売日: 2013/11/01
- メディア: 単行本
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あれだ、ここに書いて一度アップして、そうするとほかの人のこの本への感想が読めるので読むわけなのだけれど、この本、何にも感想がないなあ、内容うすかったなあと思ってほかの人の感想をチラチラ見てたら、なんかほめてあるわけである。
それで、たぶん自分はこの著者の人がCM界でどれだけすごい人なのかということがぴんとこないまま、ただ本だけ読んで「あー、暗くて地味で才能のない平凡な人なのかー」と書いてあるとおりごく素直に納得しながら読んでたから、ふつうの凡人の人がなんかしょうもない自虐のぐだぐだばなしを書いてるなーと思ってなんだったのかなーこれはと素直にさっさと読み終わってしまったのだけれど、どうやらこの著者の人はCM界でとてもすごい人だという前提で読まないといけないようで(この本の感想を書いてたほかの人というのが、ふたりとも著者の人と個人的に面識が会って飲みにいったりしてる人らしいというのもあるのだけれど)、そういう前提でよむと、しょうもない自虐のぐだぐだした字数稼ぎみたいなひとことひとことも、「あの天才がこんなことを!」という感激で意外な含蓄が生まれてありがたく読めるのかもしれない。と思った。