東畑 の検索結果:

通勤電車で読む『臨床のフリコラージュ』。斎藤環×東畑開人の対談本。

…在地作者:斎藤 環,東畑 開人青土社Amazonまぁ対談本ということで気楽に。『居るのはつらいよ』の人( https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2019/04/24/010318 https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2019/07/18/230306 https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2019/07/24/002047 https://k-i-t.hatenablog.com…

通勤電車で読む『ふつうの相談』。

ふつうの相談作者:東畑 開人金剛出版Amazon『居るのはつらいよ』の人の本。流れで。この本は野心を出してるほうの本。考え方としては新書本(https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2022/10/28/205601)で言ってたような、カウンセリングの専門理論に基づいたような相談とその外側にあるもうちょっと普通の人がやってるような相談とをひとつの視野に入れて語ろうというようなかんじ。

通勤電車で読むマンガ版『居るのはつらいよ』。普通にマンガなコミカライズ版。

…ト作者:いぬゐのこ,東畑開人秋田書店_Amazon『居るのはつらいよ』のマンガ版が出ているのに気づいて読んでみた。帯に「話題の”学術書”をコミカライズ!!」とあるように、これはいわゆる「マンガで読む」的なやつではなくて、医学書院のシリーズ・ケアをひらくの『居るのはつらいよ』を原作としたコミカライズ版。まぁ、そんなことができるのは、もともとの『居るのはつらいよ』がほぼほぼエッセイというか私小説的な書かれ方をしてるからで、まぁ、そういう意味では”学術書”っぽくないからやりやすかっ…

通勤電車で読む『聞く技術 聞いてもらう技術』。めがねをかけて肝臓のはなしをすべしの本。

…(ちくま新書)作者:東畑開人筑摩書房Amazon電車で読む本を、少し厚めのなんてことない文庫本にしてたらなぜかなかなか読み進まないやつだったので、ちょっと切り替えてすぐ読めそうなのをということで新書。『居るのはつらいよ』の人( https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2019/04/24/010318 https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2019/07/18/230306 https://k-i-t.hatena…

通勤電車で読む『なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない』。居るのはつらいよの人の父親殺しワナビーの臨床心理エッセイ。

…が見つからない作者:東畑 開人新潮社Amazon『居るのはつらいよ』でおなじみの著者の新刊。 https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2019/04/24/010318 https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2019/07/18/230306 https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2019/07/24/002047 https://k-i-t.hatenablog.com/entry…

通勤電車で読む『心はどこへ消えた?』。居るのがつらい人の文春の連載エッセイ。これは売れる。

…e-book)作者:東畑 開人文藝春秋Amazon『居るのはつらいよ』でおなじみの著者の新刊は文春の連載エッセイをまとめたもの。 https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2019/04/24/010318 https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2019/07/18/230306 https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2019/07/24/002047 https://k-i-t.ha…

通勤電車でぱらぱら見ていた『臨床心理学 増刊第12号 治療は文化である』。東畑論文の「ユンギアン化したロジェリアン」批判を覗いてみたのだが…。

…車でぱらぱら。それが東畑開人「平成のありふれた心理療法 - 社会論的転回序説」というやつで、東畑氏じしんが出身である京大教育学部の河合隼雄系の心理臨床を「平成のありふれた心理療法=ユンギアン化したロジェリアン」として批判的に再検討するよ、ということかと思うのだけれど、読んでみるとなんかぴんとこなかった。 戦後の日本のカウンセリングは、さいしょにロジャース派が、「戦後の民主化を目指したGHQの影響を強く受け」て定着する。でそれは、受容とか共感とか自己一致とかの態度が強調されるい…

通勤電車で『現代思想 特集 精神医療の最前線』ぱら見。

…くえ-作者:斎藤環,東畑開人,松本卓也,黒木俊秀,貴戸理恵,古橋忠晃発売日: 2021/01/28メディア: ムック巻頭対談の斎藤環&東畑開人「セルフケア時代の精神医療と臨床心理」を興味深く読み、小泉論文はまぁこんな感じという感じで読み、あとはぱらぱらと。北中論文「絶望のデータ化」は、Google化された世界で精神疾患?のAI診断が予防的にされたらというようなネタ。山田論文「家族というゾンビ E.デュルケーム『自殺論』を再訪する」は、まぁ、デュルケームが「家族」を自殺からの歯…

ミニ帰省で読んだ『美と深層心理学』『リモートチームでうまくいく』。

…レクション)作者: 東畑開人出版社/メーカー: 京都大学学術出版会発売日: 2012/06/11メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログを見るリモートチームでうまくいく作者: 倉貫義人出版社/メーカー: 日本実業出版社発売日: 2015/12/17メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見るタイミングをつかまえてミニ帰省。汽車で読んだのは、『居るのはつらいよ』の人の博士論文本『美と深層心理学』と、テレワークを基本にした会社(つまり、クラ…

『日本のありふれた心理療法』読んだ。これはいい本。『居るのはつらいよ』の人のちゃんとした論文集。

…と医療人類学作者: 東畑開人出版社/メーカー: 誠信書房発売日: 2017/02/25メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見るこのまえから『居るのはつらいよ』の人の本を読んでて、これは、ちゃんとした心理臨床の論文集。査読論文がまとめられたものだけれど、一貫した問題意識がある。で、おもしろかった。「ありふれた」というのがみそで、つまり、いま日本でふつうにやっている心理療法家のひとたちは、いろんなところ、たとえば病院とかクリニックとか、福祉施設とか学校とか企業とか…

『野の医者は笑う』読んだ。『居るのはつらいよ』の著者・臨床心理士による沖縄スピリチュアルヒーラーの医療人類学というか。

…療とは何か?作者: 東畑開人出版社/メーカー: 誠信書房発売日: 2015/08/20メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る以前、『居るのはつらいよ』というのが面白かったので、同じ著者の本を。 『居るのはつらいよ』読んだ。はずれなしでおなじみ「シリーズ ケアをひらく」の一冊。 - クリッピングとメモ で、この本は、著者の人が沖縄で『居るのはつらいよ』なデイケア施設をうっかり退職し、就職浪人しながら、トヨタの財団の研究助成をもらって沖縄のスピリチュアルなヒーラ…

『居るのはつらいよ』読んだ。はずれなしでおなじみ「シリーズ ケアをひらく」の一冊。

…アをひらく)作者: 東畑開人出版社/メーカー: 医学書院発売日: 2019/02/18メディア: 単行本この商品を含むブログを見る学生のときに、カウンセリングの実習をとっていて、グループワークでエンカウンターみたいなのがあったのだけれど、自分はとにかくしーんとするのがいたたまれなくまた時間がむだになるきがして、どんどんしゃべっていたものだった。それであとで臨床心理の同級生にそのことを言ったら、やれやれという調子で、エンカウンターグループというのはしーんとするときもあるし沈黙を…