『スパイの妻』見た。

スパイの妻<劇場版>

スパイの妻<劇場版>

  • 発売日: 2021/03/03
  • メディア: Prime Video
テレビでやってて録画してたのを見た。んん? 蒼井優の行動が途中よくわからなかったし高橋一生もよくわからなかったけれど、まぁ黒沢清の映画で細かいつじつまをどうこういってもしょうがないのかもしれん。蒼井優の声が、さいしょのうち、なんか古い日本映画みたいだなあと感じたのもあったけれどそれもそれ。まぁ、途中から蒼井優が確信をもった顔をしはじめてからいいなあと思えてきた。まぁ蒼井優の顔がよかった。

通勤電車で読む『分水嶺 ドキュメント コロナ対策専門家会議』。やはり面白いしぐっとくる。これも必読といいたい。

分水嶺 ドキュメント コロナ対策専門家会議

分水嶺 ドキュメント コロナ対策専門家会議

例によってHONZhttps://honz.jp/articles/-/45986 https://honz.jp/articles/-/45971)で見かけておもしろそうだなと。
いや、そのまえにTwitterのタイムラインで見たのが早かったか。
そう、尾身先生は旧約聖書から座右の銘をひき、押谷先生はダウンして入院中にレヴィ=ストロースを読んでいたのだった。かっこいい。これは読んでみなくてはと思うでしょう。
で、やはり前に読んだ『理論疫学者・西浦博の挑戦』(https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2020/12/12/132547)がすばらしかったように、本書もすばらしい。ていうか本書に西浦本も引用されていて、姉妹編というかんじもする。併せて読むべしという。
西浦本もそうだったけど、科学的専門性を社会に生かすために、行政や政治とかかわっていく仕組みが、この事態の中で、どのように実際に動き、どのような困難にぶつかりながらどのように機能して、しかしやっていくうちに困難の大きさがいよいよ見えてきて、自らそれを総括して「卒業論文」とともに解散ないし「発展的移行」して次のステップに進んだか、を描いている。で、基本的にすごく有能な人たちがたくさん登場してそれぞれの視点というのがあるのがわかりつつ、それがぶつかり合いながら、しかし基本的にすごく有能な人たちなのでなんとか物事が進んでいく感じ。HONZのレビューにあったとおり、登場人物のひとりひとりの個性が浮かぶ書き方がされている(個人的な感想としては、ひとり、うーんこの人がもうちょっとちゃんとした別の人だったらなあ…と感じた登場人物もいたけどそれは秘密)。そして、理想の上司感あふれる人たちの、グッとくる言葉とかふるまいが、やはり面白いわけである。

通勤電車で読む『感じるオープンダイアローグ』。オープンダイアローグが新書で出た。

オープンダイアローグ、まぁおもしろそうで、いろいろ読んでたんだけど、新書が出ないかなと思ってたら出たので読んだ。日本とフィンランドでオープンダイアローグのトレーニングを受けたひとということで、自身がオープンダイアローグをどうやってトレーニングしたかを描いたり、実際にこんな対話で診療してますみたいなのを描いたりしてるところがおもしろいところ。で、これ新書なので学生さんに薦めるかというと、まぁ第一印象として、これを1冊目にするイメージは浮かばなかった。「マンガで読む」的なやつぐらいを入り口にして、あるていどの理解のベースができてから、この本でイメージをしっかりさせる、みたいなかんじかなあと。
あ、そうそう、この本は、だから、著者の人がオープンダイアローグに出会うまでのところのはなしもていねいに語られてるんだけど、その途中のきっかけの一つとして、精神科のいろいろきつい医療で行き詰っていた著者の人が目にして目からうろこだった発表というのが、なんか見覚えあると思ったらやはり、『生き心地の良い町』(https://k-i-t.hatenablog.com/entry/20131022/p1)の著者のひとのものだった。つまり、精神科の医療はたとえば自殺に対しても本人にどう集中してケアするかばかりに注目してたけど、こういう、コミュニティとかに注目するとか、むしろ本人にぎゅっと集中しないでふあーっと支えあうつながりのベースをつくっていくとか、そういうところが目からうろこだったというわけで、まぁそういわれてみればそうだし、オープンダイアローグが精神医学や心理学だけでない教育や福祉の領域からのアプローチからみても魅力的なのはそのへんだなあと思うんだけれど、ぎゃくにいうと、そういうのを知るのは、1冊目の本じゃなくていいな、というのはある。

寝て目が覚めそうになる時にいろいろ思いつくな。目覚め際になぜかこの本のことを考えていて、なぜこの本を1冊目にすすめるかんじがしないかの理由をまた一つ思い出した。この本、オープンダイアローグの具体的な手順みたいなことではなくて、そこで著者の人が経験している「経験の質」みたいなことを描こうとしている。みんなでしゃべっているだけでなんで治るのか?それはこういう経験をしているからだ。じぶんがトレーニングを受けて感じたこと、診療をやりながら感じていること、それを伝えるよ、というかんじ(いま改めてみたら、書影の帯にもそんなことが書いてありますな。タイトル『感じるオープンダイアローグ』もそうだし)。具体的なマニュアルが重要なのではない、こういう経験がおこる場ができるということが重要なのだ、というかんじ。で、じゃあそれはなにかというと、この本では、なんか、自己開示と受容、であるように見えるんである。で、それは、自分には、エンカウンターグループとかとあんまし変わんないじゃん、と読めたよというわけである。それはこの著者の人が、あれやこれやの個人史のなかで精神科のお医者さんになり、病院でかなりきつめの、まぁ拘束とか投薬とかの医療行為に加担することに耐えられなくなって、個人クリニックをひらいてなんやかんやでオープンダイアローグに出会ったよ、オープンダイアローグに出会ってトレーニングというか、まぁ教育分析みたいなかんじで個人史を振り返って自己開示したり受容されたりする中で非常に感じるところがあった、「これだ!おしゃべりするだけで人は生まれ変わる!私も生まれ変わった!」みたいな手ごたえを感じました、という流れなので、この著者の人にとってはオープンダイアローグに出会うことは、クライアントと(拘束や投薬とは違うやりかたで)向き合ういわばはじめてのやりかたで、そのいみではこのひとがクライアント中心療法カウンセリングやユング派分析やエンカウンターグループや、言ってみればちょっとゆるめの精神分析に出会ったとしても、似たような質の経験をしたのではないかなあと、読んでて感じたわけである。そのへんが、おなじ精神科医でも一方でラカンのなんのかんの御託を並べていた前歴のある斎藤環のオープンダイアローグ本(は、エンカウンターグループとの違いを言ったり、どっちかというと認知行動療法とかに肯定的だったりする)とはベクトルが違うのでは、と思った、というはなし。なので、まぁ学生さんが初めての1冊としてオープンダイアローグに入門するなら、もうすこしオープンダイアローグの固有性を教科書的に位置づけられるほうがいいかな、と思ったよと。
通勤電車で読む『オープンダイアローグがひらく精神医療』。 - クリッピングとメモ
『まんが やってみたくなるオープンダイアローグ』。さくっと読めた。 - クリッピングとメモ
帰りの電車で読んでた『マンガでやさしくわかるオープンダイアローグ』。マンガ的にはこっちかな。 - クリッピングとメモ

通勤電車で読む『永寿総合病院看護部が書いた 新型コロナウイルス感染症アウトブレイクの記録』。マンガで読みやすい。

医学書院の本。Twitterで見かけて、これはよさげと。マンガで描かれてるので読みやすい。感染対策の参考になるかというと、まぁ、アウトブレイク中の病院の対策レベルと一般の対策レベルはたぶん違うし、1年前と現在の対策の考え方は違うかもだし(まぁ、今の感覚でいえば、いちばんさいしょの発熱者が出てから数日のあいだのコロナを具体的に疑ってないかんじは、えー?と思うし、たとえば感染対策で言えば換気に関する言及があまりないような。また、これは病院だからこれでいいのだろうけれど、一般で言えば現在はたぶん「物の表面の消毒」の優先順位は下がってるだろうな等々。また、たぶん今のほうが、ウイルス排出量の経時的変化なんかの知見が蓄積されて、入退院の基準も整理されてそのいみでの病院の負担を減らすくふうも整理されてきてるんじゃなかったっけ等々)、しかしまた、いま広がっている変異株ではまた考え方が変わってくるかもしれない、等々あるけれど、しかし、読んでいてやはりぐっとくるのは、病院とか看護師さんたちというのはこういうときに合理的で科学的で実務的な行動をとる(そういうおしごとである)ので、アウトブレイク中の厳しい、戦場みたいな状況の中で力を合わせてやりぬけてるというところ。

『ミッドナイト・イン・パリ』『ローマでアモーレ』。ウディ・アレン二本立て。

ミッドナイト・イン・パリ [DVD]

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  • 発売日: 2019/04/24
  • メディア: DVD
ローマでアモーレ [DVD]

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  • 発売日: 2014/10/24
  • メディア: DVD
ウディ・アレンの登場人物みたいなのがごろごろ出てくる本(https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2021/04/24/182212)を読んだ流れで、つんどくのウディ・アレンを二本立てで。さすがにウディ・アレンも年齢とともに枯れたというか、若くて美人で背が高くてスタイルが良くて頭が弱くてお人好しで不遇な女優志願の娼婦に、ひょんなことから、負け犬のインテリのウディ・アレンが出会って、ああだこうだあって、ウディ・アレンが困ったような言い訳がましいような顔で手を振り回してセリフをしゃべりまくって、ああだこうだあって、皮肉でペーソスの効いたハッピーエンドが訪れる、みたいな話(https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2019/05/01/163923)にはならなくて(あ、そうだ、『ローマ』のほうで、若くて美人で一見ふつうっぽくて背が高く低くてスタイルが良くてスタイルはたぶんまぁふつうで頭が弱くお人好しで知識が浅いわりに背伸びして知的ふうに見せたがる不思議系&ちゃっかりしてる不遇なまぁまだ売れてない女優志願の娼婦気が付くと周りの男子を夢中にしてしまう&すぐ終わってしまって次々行く感じのクラッシャー系の無自覚肉食女子?を、エレン・ペイジ時代のエリオット・ペイジが演じていて、『ソーシャル・ネットワーク』でザッカーバーグを演ってたユダヤ系の建築家の卵のさえない青年が夢中になる、というのがあるけどな)(あ、そうか、若くて美人で背が高くてスタイルが良くて頭が弱いかはわからないけれど陽気な感じはする娼婦は、ペネロペ・クルスで登場してたけれど、その相手はなんかダサい田舎者の新婚の男だったんでウディ・アレンぽくなかったんだな)、真夜中のパリの夢みたいで芸術の歴史かおる街路とか、ローマの陽気で素っ頓狂で何が起こるかわからんような街路とかを舞台に、上等の絵葉書みたいなカットをちりばめつつ他人事みたいなラブコメが展開する。しかしこれとて10年前の作品で、このあともコンスタントに撮り続けてる(ウディ・アレン - Wikipedia)のだからたいしたものだな。

自分むけにCOVID-19関連について現時点でどう考えることにするかをまとめておく。(その12:4/25-)

なんやかんやで緊急事態宣言である。

今回は、変異株、というのがポイントである。変異株、というのは従来の型よりも感染力が強い、ということについてはこのまえの記事でメモしてた。
で、この↓Tweet。札幌での変異株の感染例なんかをあげてるけれど、「理美容室で双方不織布マスク等の感染対策をしてたが感染した事例」などの文言を見ると、なるほどきびしい。これ読んでから昨日、散髪に行くのにかなり緊張した。


マスクのつけ方など。

参考に。
とくにこれ、むむっと思ったのは、
「どんなシチュでも声を出さなければ飛沫はほとんど作られない。」
という文言。
これ、いままで1年ぐらい、「ふつうの呼気にウイルスが含まれるか」に関する記事がなかったんで、気になってた点で、まぁTweetのなかでちらっと言われてただけにせよ、専門家(じぶんがコロナ関連で医療系のひとのTwitterリストをつくってずっと参照してる)の先生が言ってるというのはちょっとマークすべしと感じた。
まぁ、たいていのものは、絶対OKと絶対ダメのあいだのどっかなわけで、ふつうの呼気だってまぁ素人考えではだいじょうぶなんじゃないかと思いつつ、でもコロナ関連ではこれまで素人が素人考えで判断したら感染しましたということによってここまで感染がひろがってるわけなので、用心せざるを得んわけで、ずっと気になってたわけである。
まぁ、さすがにTwitter上の一言ですべてOKとは考えない、引き続き気にしつつにはなるけれど、理屈としたって、声を出さなければそりゃ飛沫は「ほとんど」できないよな、それは理屈としてそうだよな、となっとくできる。絶対OKと絶対ダメのあいだの、まぁいちおう「無視しうるほど小さい」よりは大きいとしておきつつ「危険度で言えば小さいほうの部類」ぐらいに理解しておくことにする。

屋外の食事、というシチュエーションについて。
「台風レベルの風なら別だが、近距離の場合、屋外でも飛沫が届くリスクは変わらない」
まぁそうだよな。
www3.nhk.or.jp
これは、「お花見で飲食をすること」がNG、ということに対応してるだろう。そのいみでは既知ではある。でも、屋外でつい気を抜いて近距離でお弁当を食べている人をとてもよく見かける。

4/28.
お医者さんというひとのTweet。スレッド。このところ、感染経路がまったく読めない、ちゃんと理解して対策しているはずの人が、いったいどこから??というかんじで感染してる例が何例も出てきてる、というはなし。変異株のこわさ、ということか。

むずかしいのは、このばあい、「わからない」だけではまだ有益な情報になりにくいってこと。これだけだと、警戒レベルを際限なく上げるべし、あるいはそもそも変異株には打つ手なしである、という結論にしかならない。なので、欲しい情報としては、もちろん「このポイントを押さえれば変異株もまずOK」が解明されればいいのだけれどそれは後の話として、さしあたり、その「ちゃんと対策してるはずなのに感染する例」がどのていどありうるのか、レアケースなのか、どの程度考慮に入れるべきなのか、あるいは現実的には無視しうるていどなのか、あたりの湯加減の情報が欲しい。たとえばどんなに気をつけていても隕石が落ちてきて頭に当たって死ぬ確率がゼロにはならないけれど、そんなこと心配する必要はないとしたもんである。あるいは普通に道を歩いても交通事故のリスクはゼロではないけれどそれなりに気をつけていればリスクは無視できる程度に低くなるとしたもんである(しもし交通事故にあってもそんときはそんときと理解できなくはない)。そのへんの湯加減がわかれば、精神衛生上、ふつうに(つまり不必要に不安にならず)生活することができる。

5/4。ゴールデンウイークだが授業日だが今日は授業がない曜日だしあってもオンライン。だが、会議がある。だが一つの会議はオンラインになった(もう一つの会議が対面なので出勤するけどね)。
緊急事態宣言の効果はどのぐらい出るのか。そろそろ見えてきてもいいころ? 「もし対策しなければ指数関数的増加」のはずと考えるならば、この数日、高止まりながらがんばって更なる増加を抑えてるぐらいのことは言えそうだが、実効再生産数がなかなか1を切らないようにみえる。
あと、年末年始がそうだったように、連休によって検査の見かけ上の結果が低く出るようなことがあると、実態が見えなくて困るかもしれないということも頭の片隅においておくべしか。

西浦先生a.k.a.8割おじさんの記事。
news.yahoo.co.jp

5/5.こどもの日。大学は授業なし。大学は学生をこどもと見なしているのか、ということではたぶんなくて、たぶん授業日にしなくても15回の授業回数が確保される曜日だったってことかな。
ともあれ。
Twitterのタイムラインに流れてきて「おお」と思うツイートは、同じ人が書いているということか。
上↑でも貼り付けたお医者さんの人。これもスレッド。COVID-19による味覚嗅覚障害には経験的に特徴があるように見えるというおはなし。
あとは、
とか。気休めになるわけではないけれど、情報として意味あるなと。
自分のCOVID-19の情報収集のためのリストに入ってなかったので加えた。

5/6.
うーむ、関西の実効再生産数がようやく1を割り始めたかな…。
しかし、連休で検査結果の集計ができてない可能性があるということかもなのでひきつづき緊張感をもちつつ。

5/7.
実効再生産数を東洋経済のサイトで見ると、
全国が0.99、東京1.04、大阪0.91、兵庫0.86、京都0.91、奈良0.92となってる。一時期きびしかった関西で、(いまも数自体は厳しいにせよ)抑えが効き始めているように見える。
他方で、東京の実効再生産数の変化が鈍いようにも見える。
緊急事態宣言そのものは、今回、東京と関西と同時に出たわけで、また、変異株が増えたのも関西が先だったように覚える。ということを考えると、緊急事態宣言そのものとか変異株そのものとかというよりは、やはりひとびとの意識っていうか、「これはやばい」という恐怖感というか、が実行再生産数を下げるということなのかしら… → と思いつつ、もうひとつのサイト「新型コロナウイルス感染速報」ってほうで見ると、「10万対発生数」が東京32、大阪61.9、兵庫43.4、京都30.2、奈良35.3で、ああやや下がってきたなと思いつつ、こちらのサイトの実効再生産数は東京0.9、大阪0.84、兵庫0.81、京都0.95、奈良0.92と、ちょっとぐあいがちがう。たぶん「東洋経済」のほうが5/5時点、「感染速報」のほうが5/6時点、という違いがあるのだろうけれど、まぁ、こっちで見ると東京と関西の違いをうんぬんするというほどのことはないかな。ともあれ日々の数字の上下に一喜一憂せずということだね。

5/8.
坂本先生のYahoo!記事。
米国疾病対策センター(CDC)が、新型コロナの感染経路に関する見解を2021年5月7日付で改訂したので記事にしたよ、ということで、ポイントとしては、日本ではすでに言われてたエアロゾル感染あたりが明記されたよ、というあたりかなあと。なので、基本的な認識は変えなくてよかろうという理解。記事にもあるけど、この改訂が、変異株に対応しているんじゃないかというチマタの憶測はあるけどとくにそういうものでもなかろうということのよう。いずれにせよ、対策そのものは違わないということだと理解(ただし変異株の感染力に対応するなら対策の強さはより強く、ということかと)。
news.yahoo.co.jp

あれ? 検査陽性率上がってきてるの? 大阪7.4、京都9.1、奈良10.3。うむ。奈良の「非公式COVID」サイトはグラフで出してあるけど、4/28の8.1%から、ぐっと上がってきてるように見えるね。陽性率が高いというのは、検査で捕まえきれてないってことで(めやすは5%以下、だったような)、そのようになりつつあるとするとよろしくないっていうか、見かけ上の実効再生産率の見方がちょっと変わってくるのかな。

5/9.
このまえ、かなり警戒感をもつようなTweetを貼り付けた、先生のその後のTweetとスレッド。
このあたり、スレッドと共に見ると、まぁそうだろうなという感想と、そうだよなという暗澹たる気持ちと。

5/10.
ひきつづきこの先生のtweet。実際に診察をしていろいろなケースを見ておられるということで、湯加減的なものも含めた感覚が参考になる。これもスレッドで。
お医者さんのTweetだからうのみにするというわけではなくて、
自分的に、職場や施設や学校のものといわれる感染の多くが昼食時だ、というのは、自分の職場の感染対策のときに聞こえてくるはなし(保健所とかとかなり密にコミュニケーションをとったり見てもらったりしてるはず)と符合するし、自分の理解の範囲で理屈として考えてもそうだろうと納得できるので、ここに貼り付けているというしだい。

5/12.
これもスレッドで。
自分的には、不織布マスクだけれどじつは不織布マスクを正しくつけることは素人にはほとんどむつかしいという「ためしてガッテン」の知識から、かなり警戒感をもっている。二重マスクにするといい、というのを目にして、いちおういざというとき用にウレタンと布のマスクも買って試してみて、たぶん布のほうがフィット感がある気がするとか実験したりしてる。のだけど、世間的にはウレタンマスクゆるマスク鼻マスクの人がたくさんいるよなあと思っているところ。「マスクつけてるからOK」的な油断行動がきついだろうなあと思うわけで、そのへんを、現場のお医者さんが言っておられるのでやはり貼り付けたくなる。